【録画を見る】令和5年第1回定例会(3月会議) ー 02月27日 一般質問
○公共交通の再構築に向けた官民協働の取り組みについて
○少子化対策と子育て支援策について
【アンケート要望の反映や中学生向けバスダイヤ改正は】
公共交通を利用したくなる町を目標に、町は利便性の向上を課題としてきました。
アンケート調査では、公共交通の充実と渋滞対策への要望が常に上位です。一方、交流を促す円滑交通に対する満足度は最も低い結果が示されています。
問(赤井):バス車内アンケートの反映や中学生向けの運行ダイヤ改正は。
住民課長:西コースは15時台の便を確保しつつ16時台を。北廻りは15時台の便を新設する。
【デマンド交通について今後の計画は】
3年3月、社会常任委員会はデマンド交通に関する調査・提言を行いました。実証実験されてきた「よぶのる軽井沢」は地域・観光型MaaSと呼ばれるものでJRが主体です。県内他自治体では、自治体が主体となり委託する形で「のるーと」「のらざあ」等のAI活用型デマンド交通の実証実験や導入等も進められています。
問(赤井):AI活用型デマンド交通の調査・協議等の進捗は。
住民課長:情報収集等を行っており、視察も必要と考えている。
問(赤井):よぶのる軽井沢は、電話予約・現金決済の他、事前予約にも課題がある。課題解決策は。
住民課長:誰にも身近な公共交通としていく必要があり、実現には地元交通事業者の協力は欠かせない。よぶのる軽井沢が先行しているが、全体構想として最適なデマンド交通を考えていく。
問(赤井):循環バスとの関わりにおける検討は。
住民課長:必要であれば再編も考える。
【少子化対策と子育て支援策に対する考えは】
問(赤井):少子化対策と子育て支援策の違いは。
総合政策課長:少子化は国全体の問題であり、根幹の政策は国が示すものと考える。一方、子育て支援策は町独自に取り組めると考えており、その積み重ねと住みやすいまちづくり対策が少子化対策につながると考えている。
MaaSとは…Mobility as a Service の略。自家用車以外の交通手段により、途切れなくつなぐ、移動の概念やサービス。
AI活用型デマンド交通とは…AIを活用した効率的な配車により、利用者予約に対し、リアルタイムに最適配車を行う交通システム。